ハイチオールCは1972発売のベストセラー。対してホワイピュアは最も新しいお薬。どちらもしみ・そばかすに効果をあらわすライバル?となります。どっちがどんな人に向くのでしょうか。
ハイチオールはモデルチェンジされ、ホワイティア、プラス、プルミエールの3つがシリーズになっています。今回は最も新しい、ハイチオールCホワイティアをシリーズ代表とします。それはホワイティアとプルミエールが1日の服用回数が2回。3回のプラスより便利だから。ホワイティアのほうがプルミエールより成分が濃いから。個人的にはハイチオールCのシリーズの中でホワイティアが最もお勧めです。
一方、ホワイピュアは1種類のみ。大ビン、小ビンもありません。過去のしがらみがない分、しぼって企画、開発されたのではないかと想像します。
ハイチオールシリーズとホワイピュアは第3類医薬品、サプリメントではありません。医薬品は成分とその分量が明示されねばなりません。何に効きますと言うのもはっきり書かれています。マイナス要素の副作用も明記されています。その根拠も国への申請をクリアした厳格なテストを通じてになります。どちらのお薬も
医薬品になりますから安心です。
では、何に効くのでしょうか。ハイチオールCホワイティアとホワイピュアを比較してみます。
お肌に関する効能
症状 | ハイチオールC ホワイティア |
ホワイピュア |
---|---|---|
しみ | ○ | ○ |
そばかす | ○ | ○ |
日やけ | ○ | ○ |
かぶれ | ○ | ○ |
にきび | ○ | × |
湿疹 | ○ | × |
じんましん | ○ | × |
しみ・そばかすを何とかしたい方が選ぶお薬になります。この表はお肌に関する効果・効能をまとめてみました。
お肌以外の効能
症状 | ハイチオールC ホワイティア |
ホワイピュア |
---|---|---|
歯ぐきからの出血 | × | ○ |
鼻出血 | × | ○ |
ビタミンC補給 | × | ○※ |
全身倦怠 | ○ | × |
二日酔い | ○ | × |
※肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時、老年期
こちらの表はお肌以外への効果・効能です。歯ぐきから血が出るからホワイピュアが欲しいという人はいないと思います。
ですが
・しみ・そばかすを緩和するためにホワイピュアを飲んでいたら歯ぐきから血が出る事が減った
・ハイチオールを飲み始めてから体のだるさがましになった
のような感じ、付加価値(ちょっと違うけど)と思ってもらったらよろしいかと。どちらのお薬にしたら良いか迷っっている方には、この表が参考になるかも知れません。
もうひとつ、効果・効能について考えるべき事があります。それはハイチオールCの効能に「二日酔い」があることです。お肌の薬が二日酔いに効くと言うのは違和感があります。これはL-システインが二日酔いに効くからです。
L-システインはホワイピュアにも入っていますが効果・効能に含まれていません。これは「ホワイピュは二日酔いに効かない」のではなく、「効きますと言うためのテストをしてません」と言う意味です。第三者としては効くんじゃないかと思うのですがメーカーとしてはそうは言えないのです。こんな所から医薬品と言う物がとっても用心深い物だって性質が見えてきます。
先ほどの表をもう一度見てください。ホワイピュアの効能にビタミンC補給が効果・効能にあります。注意書きには肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時、老年期とあります。
対してハイチオールCホワイティアは妊娠中の服用も大丈夫、授乳中も問題ありません。販売元エスエス製薬のQ&Aに書かれていました。
妊娠中も授乳期も人生の中でも結構デリケートな時期では?そんな時にも飲めるのです。このことからどちらのお薬も効き目が穏やかで安心して服用できる事がわかります。
ハイチオールCホワイティアもホワイピュアも医薬品ですので成分が明記されていますので表にまとめてみました。
成分 | ハイチオールC ホワイティア |
ホワイピュア |
---|---|---|
アスコルビン酸 (ビタミンC) |
500mg | 1,000mg |
L-システイン | 240mg | 240mg |
リボフラビン (ビタミンB2) |
- | 6mg |
ピリドキシン塩酸塩 (ビタミンB6) |
- | 12mg |
コハク酸d-α-トコフェロール (天然型ビタミンE) |
- | 50mg |
パントテン酸カルシウム | 30mg | - |
それはどういう意味かって人が多いかもしれません。
簡単に説明します。ビタミンCは色素を無色化します。L-システインはメラニンを排出します。ビタミンB2、6とL-システインで血行を改善し、さらにビタミンEでメラニンを出します。パントテン酸カルシウムはビタミンB5として働き、皮膚を正常化する働きがあります。
どちらもお薬ですから服用量、服用回数が決まっています。飲み忘れて少なくなったり、効果の現れをあせって多めに飲んではいけません。量が少なければ効果・効能が期待通りに得られません。多すぎたら副作用がきつく出る可能性があります。
ハイチオールC ホワイティア |
ホワイピュア | |
---|---|---|
1回量 | 2錠 | 3錠 |
1日回数 | 2回 | 2回 |
1日錠数 | 4錠 | 6錠 |
どちらも1日の服用回数は2回。これはうれしいのです。3回のお薬も多いのですが。あまり差がない?いやいや。自分が風邪の時に薬を飲んだ経験を思い出しました。毎食後3回となると昼が抜けがちになります。うかつな私以外の方でも同じ意見が多いです。昼ごはんって自宅外。刺激が多いです。他に考えておかないといけないこともあります。時間がなくてあせっているときもあります。持っていく事を忘れたりも。
ある薬のテスト中、効かない人がいてその原因の多くが昼の飲み忘れだとわかったそうです。それで次のバージョンは服用回数を2回/日にする事にしたそうです。
服用回数で比較するとどちらのお薬も同じですからどちらのお薬を選ばれても間違いはありません。
計算するとハイチオールCホワイティアで120錠、ホワイピュアが180錠が30日分であることがわかります。
ハイチオールCのラインナップを見ますと40錠と120錠。1ヵ月分は大きい方になります。
ホワイピュアは180錠入りのみです。これで一日のランニングコストが計算できます。
どこで買うか。ホワイピュアは公式サイトでの販売のみです。ドラッグストアや楽天・アマゾン等の取り扱いがありません。
ハイチオールCホワイティアはドラッグストアでも販売されていますが比較のために楽天で探してみます。
上のリンクは「ハイチオールCホワイティア
120錠」で楽天を検索した結果のページになります。安い順に並びます。この記事執筆中現在、安い順から20件の平均を取ると約2,200円となりました。これに送料がかかります。
見てみると各社さん1円単位での値引きで競い合い、熾烈な戦いが展開されています。
対してホワイピュアの販売は公式サイトのみ。価格差があるはずはないと思ったらそうではなく、複数の販売形態があります。
となっています。
記事修正
なんと値下げ 3,880円 → 2,990円 !
初回限定の価格が千円近く値下げになりました。
・・・ってよくわかりませんので1日あたりの価格で比較する表にしてみました。
パッケージ | 価格 | 送料 | 1日あたりの価格 |
---|---|---|---|
通常購入 | 5,800円 | 650円 | 215.00円 |
1ビン定期コース初回 | 3,880円 | 無料 | 129.33円 |
1ビン定期コース初回 新価格 |
2,900円 | 無料 | 96.66円 |
1ビン定期コース2回目以降 | 4.930円 | 無料 | 164.33円 |
3ビン定期コース初回 | 11,310円 | 無料 | 125.67円 |
3ビン定期コース2回目以降 | 13,920円 | 無料 | 154.67円 |
詳細は ホワイピュアはしみそばかすに効くお薬 に詳しく書きましたのでご覧ください。
同様に楽天でハイチオールCホワイティア 120錠入りの価格平均が2,200円でした。たいてい送料がかかります。550円くらいとして30日で割りますと 91.7円となりました。
それぞれの詳しい所を見てきました結果を簡単にまとめます。
どちらにしかない効果・効能があります。どっちのお薬が優れているというところはありません。まとめました一覧表でどちらが向いているかご判断を。とは言ってもしみ・そばかすの改善ならどちらの効果・効能を選んでも後悔することはないと思われます。
ですがハイチオールCの二日酔い、ホワイピュアの歯ぐきからの出血等々お肌以外への効果・効能はどちらにするかの選択肢になるかも。しっかり確認されたほうがいいでしょう。
成分ではハイチオールCホワイティアよりもホワイピュアの方が種類が多く、量も多く配分されています。濃いと言えます。が、濃ければ良いと言うものではありません。濃いほうが早く効き目が現れるものではありませんから。
新陳代謝の能力で判断されるとよろしいのでは。新陳代謝が活発な方は少ない量で大丈夫だと思われます。一般的に年齢とともに新陳代謝の能力は低下します。が、いちがいに年齢で判断できません。体質による所も多いので。
どちらも1日2回の服用となっています。これはまったく互角となります。
ハイチオールCホワイティアもホワイピュアもどちらも便利です。
購入方法によってホワイピュアは価格が変わります。最もお得になるのは3個セットです。対してハイチオールCホワイティアはどこで買うかによって価格が変わってきます。
最安価どうしを比べるとハイチオールCホワイティアの方が安いのです。
記事修正します。
初回の限定価格が千円近く値下げになりましたので、最もお得になるのは初回限定価格になります。これでハイチオールCホワイティアの安い物と変わらないようになりました。
どちらがいいかは飲む方のお肌の新陳代謝能力によります。とは言っても自分の能力がどの程度かしっかり把握できている方はまれではないかと思われます。20~30代前半は活発、それ以降低下する方が多いように思われます。さらにホルモンの分泌状況も影響します。一概に言えず、例外の方はたくさんありますのでご参考まで。
よくわからないのでとりあえず選ぶならハイチオールCホワイティアとなります。とりあえず体の内側からしみ・そばかすを改善することを始めてみてる、自分にあった薬を探してみると言うのならベストセラーがよろしいかと思われます。その上で何がいいかの判断材料にされるとよろしいかと思われます。
他にもしみ・そばかすのお薬を飲んでいた、初めてだけれど間違いのない選択をしたいならホワイピュアがよろしいです。他のお薬に比べても成分的に濃いところが理由です。お値段的には安いとはいえませんが薄い薬をいろいろ試してホワイピュアを最終的に選ぶより、最初からホワイピュアにしておく方がお得になりますから。
「すべての人はこっちのお薬を買いましょうとは言えない」が結論になりますがその根拠を詳しく見てきました。ご自分の状況を客観的に見てご判断いただきたいです。
同じカテゴリー「ホワイピュア」の一覧
ハイチオールCは1972発売のベストセラー。対してホワイピュアは最も新しいお薬。どちらもしみ・そばかすに効果をあらわすライバル?となります。どっちがどんな人に向くのでしょうか。
ホワイピュアと言うお薬が新発売です。第3類医薬品になります。多くの女性がシミ・そばかすに悩んでいることを発売元の代表が知った事が開発のきっかけです。
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